本日は趣向をがらりと変えて、自分の考えなどを論文などできちんと伝えるためのライティングの練習をしてみましょう。
標題のPaperはここでは研究論文という意味です。
出典はまさに仕事の現場で使用されていた「本物」が教材です。
ここでは格調の高い日本語がネイティブチェックを経ての英語になったら、どのような表現になるかその違いを楽しんでください。
■次の文章を英語になおしてください。■
1)私は最近までこの問題意識を繰り返し反芻してきた
2)そのやり方はむしろ古ぼけて見えるという状況が生まれた
3)一体どういうことが起こったのか、どうしてそうなったのか私なりの解釈をまとめた
【ヒント】
●物事・問題・懸案をあれこれと考える、考え巡らす、熟考する=turn over
●最近まで=till recently
●古ぼけてみえる=look timeworn
●むしろ=rather
●まとめる=wrap up
●私なりの解釈=my private interpretations
回答例
※どれも絶対これじゃないといけないという答えがあるというわけではありません。
回答例はご説明したようにネイティブチェックが入った後の英文ですので、
英語圏に住んでいる人から見て、ナチュラルに感じる英語という感覚で見ていただくといいかもしれません。
たとえば3)で日本語は過去形になっていますが、論文の中での英語ではI would like to----hereというようにしたほうが、論文の展開として自然だということですね。
英語もTPOに応じて同じことを表現するにしても、その表現方法にはさまざまな違いがあります。
話し言葉と書き言葉にはかなり違いがあることを理解していただければと思います。
また以下のような回答例のように英文がさらさら書けるようになってきたら、もうあなたの英語は「ネイティブ」レベルです!!!
石の上にも3年の覚悟でがんばりませう。
↓
回答例)
1)I have been repeatedly turning over this question in my mind till recently
2) That approach has become to look rather timeworn
3) What in the world has happened, and why? I would like to wrap up my private interpretations here.
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