本日は最近新しい仕事を引き継いだばかりで、日本の複雑な組織について誰がコンタクト先で、部署はどこなのか混乱してしまったニュージーランドの著名な王立科学組織勤務の方が書いた非常に好感のもてたメールを少々編集してご紹介します。
アンダーラインを引いたところ、相手に丁寧に明確な説明を求めたいときにバッチリ使えると思います。
米国に滞在していた時に、よくこのClarificationを求められるのは知っていましたが、自分が使うとして、こんなにも丁寧な表現があるものかと新鮮な驚きでした。
それにしても、日本の組織の複雑さ、あいまいさには日本人の私でさえ混乱してしまいます。
もっとシンプルで迅速な仕事の方法はないか、日々模索中、提案中です。
Greetings,
My name is Chiris Goldburg, I have recently taken over responsibility for administering our joint programmes from Ms Helen Smith who has retired. I am now the primary contact.
As I am a new staff, I felt I should write to introduce myself.
I look forward to working with you to ensure the successful operation of our programme.
I would also like to seek clarification on the following matters in order to ensure that I am correct in my understandings of which personnel and which section is responsible for the different parts of our joint relationship.
I would be very grateful if you could correct my understanding if I have any of the following details wrong, and assiste me where I am unsure. This will allow me to proceed in the knowledge that I have your structure correct:
この後はコンタクト先と部署についての詳細が書かれています。
I look forward to your response.
Kind regards, and thanks again.
Chris Goldburg
Contacts Coordinator(International)
非常にわかりやすいメールの書き方で、この方から多くを学びました。
世の中にはありとあらゆる参考書がすでにありますが、私にとっては日々実際に使われている表現を仕事を通して学ぶことが一番効果的です。
また、自分が書いた英文に対して多様な文化的バックグラウンドを持った方々がどう反応するのか、日々のメールチェックがすごく楽しみでもあります。
責任を伴いますから緊張感もありますが、その緊張感が英語を覚えるのに非常にプラスに働いています。
高額のお金を支払って多少の依存心をもってスクールに通うより、独立精神、開拓精神を持って、お金をいただきながら進んで英語を使う仕事を引き受けてみるというのはいかがでしょう?