仕事の幅も広がるしフランス語でも習ってみるのはどうか?
職場にはいろんな言語を習っている人たちがいる。
それはなんとアラビア語だったり、アメリカ英語ではなくイギリス英語だったり、フランス語だったり。
これからの将来が期待される若手職員の中には高額の授業料を支払って英会話スクールに通っている人もいる。
でも私自身は自分が英会話講師をしていたせいか、スクール形式の言語学習法はもう勘弁。 それにそんなに高額な授業料を支払うお金があったら、地球探検旅行に使いたい。
フランス語については最初は近くの図書館で日本語によるフランス語本を借りまくって学習してみたが、何といってもおもしろくないし、わからない。
どうして、日本人はこう、楽しいこともこんなに真面目に堅苦しくしてしまうのだろう?
日本語でフランス語を学ぶのは絶対に避けたいと思った。
さて、気分を変えて、今度は仕事の帰りアンスティチュ・フランセ(フランス政府公式のフランス語学校・フランス文化センター)の図書館に行って、フランス映画ビデオやシャンソンCDを借りたりしてひたすら音だけ聞いてみるという実験をしてみた。
うーん、美しくてかわいらしい音だなあということは良くわかったが、実際会話としてどう発展させて使えばいいのかは全くわからない。
子供向けの大変かわいらしい絵本もあったが、フランス語は全く読めないし。
悪くないアプローチだが時間がかかりそうだ。
しかしここの図書館はとてもこじんまりしていて美しく、リラックスできる芸術的な空間を提供してくれる。 日本の堅苦しい肩がこってしまいそうな図書館とは全く違う。
それに、リーズナブルなカフェや素敵なレストランもあり、楽しいイベントも盛りだくさん。
私にとってフランスはダイナミックなアメリカとはまた違う繊細な創造性が魅力的だ。
そうだ、英語でフランス語を学んだらどうだろうか?
やるとしたら、もちろんできるだけお金をかけず、効率的かつ楽しくやりたい。
そういうわがままな目的でリサーチしたら、大変おもしろそうな旅と言語のエキスパートを見つけた。 Sonia Gil. http://www.soniagil.com/
この人の語学教材が無料で購読できるサイトを見つけて、iPodで通勤時間に聞いているがこれがなかなかおもしろい。 ユニークな先生を見つけた!これなら続けられそうだ。
https://itunes.apple.com/jp/podcast/fluenz-french-1/id508032472 (FREE podcast)
最近、さらに進化した超実用的実践サイトを見つけたのでこれも聞いている。
(FREE Podcastお試し版)
https://itunes.apple.com/us/podcast/learn-french-frenchpod101.com/id278088281?mt=2
FrenchPod101.com
聞き始めてわかったのだが、これなら月25ドル払って、プレミアムメンバーになってもいいなと思った。
それくらい、Innovative な言語に対するアプローチで大変共感が持てる。
そう、最初は音に慣れることが大前提だ。
また、歩きながら音を聞くというのは、机に座っての勉強よりもストレスが少ない。
聞いているとフランス語が分からない分、ますます英語が好きになり、愛着がもてるという効果もあり、またフランス語のエキゾチックな発音をマネして言ってみることでストレス発散にもなることがわかった。
おかげでフランス語やフランス語圏文化への興味が高まり、最近はアンスティチュ・フランセのフランス語圏(フランコ―フォニー祭)の楽しいイベントに参加した。
驚くことに、スイス、カナダ、チュニジア、マリ、モロッコ、ブルキナファソ等いろんな国の出店があり、フランス語圏の多様さを感じた。料理もすごくおいしくクリエイティブでこれまた女性にはたまらない。
またフランス語でのライブで飛んだり跳ねたりして、その魅惑のリズムにますますフランス語に興味がもてるようになった。
やっぱり言語は音から、そしてリズムから入るのが一番自然なアプローチだと実感した。
そして、さらに「どうしても」という動機付けがあると、さらに人間真剣になるものだ。
今年はアメリカ人の友人と二人で冒険旅行しようという目標をたてたが、目的地はフランスはどうかとその友人が提案してきた。
フランス語しか通じない南仏の美しい村冒険もいいし、チュニジアンブルーが美しいチュニジアも行ってみたいと未知の世界への期待が高まる。
英語とフランス語の素敵な関係のおかげで今後人生ますます楽しく豊かになりそうな予感がしている。