★It doesn't make sense to me.★
●make sense=be reasonable or logical..
①What does it mean?→It's not reasonable, I disagree with it, etc..
②When do I use it?→When you find something very confusing, unclear and unreasonable, etc..
③Examples? ↓
【Dialogue】
■Hiro: How did the meeting with the Japanese client go?
■Mike: It was quite disappointing.
Our proposal to apply their technology to environmental industry
didn't seem to appeal to them.
They are more interested in applications for health (medical) industry
as that's the largest, prosperous market here and in Japan.
■Hiro: Oh no... That's the worst scenario.
It just doesn't make sense to me that our client had to choose the health industry.
You see, health industry isn't giving us any solutions for years
with all their latest technologies.
Look at all the sick people around us.
We are having new diseases every year for them to make money!
What's the point of spending huge amount of money
and energy for the "health" industry which is simply useless?
■Mike: I know what you mean, but it's all about the money.
●client=顧客、得意先
●quite disappointing =すっかり期待はずれ
●proposal=提案
●apply=応用する
●environmental industry=環境産業
●didn't seem to appeal=アピールすることができなかったようだ
●application=応用
●health(medical) industry=ヘルス(医療)産業
●prosperous=もうかる
●the worst scenario=最悪のシナリオ
●solution=解決策
●for years=長年、前から
●useless=役に立たない
●I know what you mean=言わんとすることはわかるよ
●It's all about the money=全ては金儲けのためさ
【Source】
■It doesn't make sense to me. →それは私にとって理にかなっていない→どうしても納得がいかない。■
この表現は自分が納得がいかないことを相手にはっきりと伝える表現です。
合理性を好む米国人はこの自分にとって理にかなうか、かなわないか、つまり"make sense"なのか”not make sense"なのかについて常に考えています。
私は米国にいた時、一日のうちでこの言葉を聞かなかった日はなかったと言っていいくらい、頻繁に使われている、日本人が米国人を理解するための最重要表現の一つだと思っています。
日本では合理的でなくてもなんとなく、波風を立てないようにどちらともとれる答えを言ってしまう文化がありますが、米国は非常にこの点はっきりしています。
ですから米国人と会話をするときは"Does it make sense to you?" (あなたにとってそれは理にかなったことであるか?)と聞かれることが非常に多くあるだろうと思います。
"It makes sense(to me)."と言えば相手の言っていることを合理的に理解し受け止めたという、積極的な意志表示です。
"It doesn't make sense (to me)."と言えば、相手は本気になって、どこが論理的に考えて腑に落ちていないのか知りたがります。
私は米国人と対等に話をするにはこの表現をマスターし、その理由を強い意志をもって明確に言えることが非常に重要だと思います。
米国人は議論が大好きですから、この表現を使ったからと言って波風が立つということはほとんどなく、かえってその理由が正当であればあるほど尊敬され、関係が深まることになります。
例文の内容は事実に基づいています。
私が実際前職で体験した内容です。
この顧客だった日本企業はこれからの成長にとっての開拓戦略として“今後10年でもっともよく儲かる、マーケットサイズが最大の”アメリカの医療業界(Drug industry, healthcare industry, hospitals, doctors)とコラボレーションするにはどうしたらいいかというリサーチを、要求してきました。 (環境産業についての投資はそこそこにして)
アメリカの医療業界は想像を絶するほどの巨大な権力をもっています。
この業界の金儲け主義の非道な悪行については多くの内部告発者が命をかけて真実を語ってきました。
個人的にはこれからは環境産業や宇宙産業が成長できるような"make sense"と言える新しい未来型経済社会の到来を楽しみにしています。
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