2011/02/12

International Conference Call

Dear all,

I had a great opportunity to attend an international conference call yesterday.
Representatives from Japan, France, Korea, Israel, Sweden and Switzerland joined the conference call.
None of them were native speakers of English and it was really hard to understand what they were talking about.
I would like to share some of the expressions used in the "REAL" international conference.
More to come later...

★Does that make sense?
★That's an excellent point
★That's a very good point.
★Could you give me an example?
★What do you mean by "alternative car"?
★I would like to make a comment on "hazardous waste".
★Could(Would) it be possible to change ....?
Have a great day!

■Conference call (電話会議)について■

電話会議の相手が全く面識がない人、しかも英語が母国語でない人たちとのコミュニケーションともなると意志の疎通は最高レベルで難しい。
まるで目隠しをされて、横断歩道を不特定多数の相手とぶつからないように歩いて渡る感じといったらいいだろうか。。
相手の目を見て話すわけではないので、一体相手は本当は何を考えているのか、気分を害しているのか、喜んでいるのか、賛成しているのか、本当は反対なのかはそれぞれの出席者の意図はどこにあるのかをあらかじめ知っていないかぎり、そしてその議題の背景知識や経験がない限り、真意を汲み取るのは至難の技だ。
そもそも相手が見えないので、多数の出席者がいる場合は誰が話しているのかほんとに良くわからない。
しかも英語が母国語でない人同士が話しているため、アクセント、イントネーションなど実にバラエティに富んでいて、アメリカ英語にすっかり慣れてしまっている日本人にとってはこれがまた一苦労である。聞いたことがない音が飛び交うため、リズムが狂ってしまい、チューニングに時間がかかるのである。 

ほんと、こんなとき自分がテレパシーが使えたらどんなにいいだろうかと思う。
著名な通訳者の小松達也さんが「通訳とは相手の心読みです」とおっしゃっていたのを思い出す。そのためにも背景知識をできるだけ入手して状況を把握することが重要であるということを教えてくださった。
超能力が全くないとすれば特にこの背景知識から状況を冷静に分析し、相手の真意を推測していく能力が英語のコミュニケーション能力と同じくらい大切だと痛感する。

さらに豊かな感性で相手の必要性を一瞬で見抜く力の大切さを感じる。 
余談ではあるが、以前外資系IT会社でアメリカ人上司の秘書をしていたとき、どの国の人達も(日本、中国、オーストラリア、韓国、タイなど)この毎週のようにある電話会議は特にいやがっていた。こんなことは時間の無駄だ、一体何のためにやるんだと口をそろえて言っていた。
さらに日本人スタッフは英語アレルギーがひどいうえに、アメリカとの時差に合わせて会議も深夜や早朝になることが多く、体を壊す人たちが多かった。
机には薬瓶がごろごろ。ストレスから男性、女性含めて髪は薄くなるか半分くらい真っ白になってしまったという人たちを何人見ただろうか。
「こんなことばかりしてるからあほになってしもうた」と言って脳の手術まで受けた日本人エグゼクティブも身近にいた。彼はこれは異常な数の電話会議を本来寝る時間にさせられるせいだと言っていた。
電話で本音を話す人などほとんどいない。
もっとFace to faceの人間らしい会話、例えば仕事仲間と「カフェでうだうだする」といったことのほうが本音で話せて電話会議よりはるかに価値があると思われる。
メールより電話、電話よりはFace to faceの対話が長い目で見て効果的かつ効率的なのではないだろうか。 
まちがっても全然かまわないから(この間違いへの異常なこだわりは日本人独自のもの?
原因は教育?遺伝子?)
もっと肩の力を抜いていろんな国の人たちとも会話を楽しむ心の余裕が欲しいと思う。
Take it easy.

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